「Yes・OK」だけで終わらない!気持ちよく承諾する英語表現
日常生活の中、「◯◯にいかない?」といったお誘いを受ける時は、よくありますよね。
お誘いを受けたときの返事はどのように答えていますか?
Yes! や OK! という簡単な表現だけで終わられている人も多いのではないでしょうか。
今回は、 Yes! や OK! 以外で承諾を表現する方法を紹介します。
ちょっとした一言を付け加えることで英語らしくなり、会話が弾むようになるでしょう。
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ランチなどに誘われて承諾する4つのフレーズ
ランチ食べに行かない?
Do you wanna go grab lunch?
という文章があります。これは、ネイティブが友人をランチに誘うときによく使う表現です。
wanna は want to の略で「~したい」という意味です。
grab はもともと「つかむ」という意味ですが、会話では幅広い使われ方をし、食事や飲みに誘う際にもよく使われています。
では、このようにランチに誘われたら、何て答えますか?
Yes. や OK. とだけ言って、返事を終わらせている人もいるのではないでしょうか?
承諾は伝わりますが、毎回 Yes. OK. といった返事だけだと、会話にバリエーションがありません。
では、ほかに使える4つのフレーズを紹介します。
会話が弾むコツについてはこちらの記事もお役立ちです。
軽快な返事
1つ目の表現は、 Sure. です。
ランチ食べに行かない?
Do you wanna go grab lunch?
いいですよ!
Sure.
という感じで、 OK.などのように軽い感じの承諾をする場合に使えます。
賛同を表す返事
2つ目は Sounds good. です。
こちらは、直訳すると「いい感じに聞こえるね」となりますが、ニュアンスとしては
Sounds good.
あ、いいですね。
という、提案に賛同を含むニュアンスの承諾になります。
Sure. よりも「いいねえ」という賛同のニュアンスが強くなります。
強く賛同する返事
3つ目は Good idea. という表現です。
これも Sounds good. と同様に「いいですね」という意味合いですが、肯定感がさらに強まった表現になります。
直訳すると「いいアイデア」ですが、
Good idea.
いいですね!
と承諾する時に使える表現です。
ランチに誘われた時だけではなく、仕事のミーティングで誰かが言った意見に賛同を示す時などにも使える表現です。
誘われて嬉しい時に使う返事
4つ目は Of course. です。
これは多くの場合、「もちろん」と言いたい時に使用しますが「ランチに行かない?」と聞かれたときに
Of course.
もちろんいいよ!
という感じで、「いいよ」という承諾を含んだ意味で使えます。
これは仲の良い友人からの誘いだと、「もちろん!あなたの誘いを断るわけがないじゃない」というような、隠れたニュアンスを含むので、誘われて嬉しい時などに使ってみてください。
紹介した4つのフレーズはどれも簡単なもので、耳にしたことのあるフレーズだと思います。
フレーズは知っていても使わないと、なかなか自分のものにならないので、誘われて承諾したい時に、色々なフレーズで答えてみてください。
“sure”についてはこちらの記事もお役立ちです。
承諾したら、さらにもう一言!
承諾の表現をいくつかご紹介しましたが、これらのフレーズだけで返事を終わらせてしまうと、会話もそこで滞ってしまいますよね。
そこで、これら先ほどの表現にもう一言加えることができると、もっと英語らしくなったり、会話を弾ませることができたりします。
例えば、
お昼ごはん食べにいかない?
Do you wanna go grab lunch?
もちろん、いいね!
Sure, sounds good.
と承諾のフレーズを2つつなげて使うことができます。
Sure, of course.
Sure, good idea.
でも大丈夫です。
他に、承諾のフレーズの前に
ああ、今何時ですか?
Ahh, what time is it now?
と聞き返すことで、お昼時間も忘れて作業に没頭していて「ああ、もうこんな時間なんだ」と、ランチを誘われて初めて時間に気づいたという感じで言うこともできます。
このように、承諾の簡単なフレーズを組み合わせて使ったり、承諾の前に一言入れたり、簡単な承諾だけではなく、さらに一言付け加えることで、よりネイティブに近い表現になります。
いろいろ試して、実際の会話の中で使ってみてくださいね。
ビジネスで使える承諾のフレーズ
上記で紹介した、ランチなどを誘われた場合以外でも、承諾を表す場面は多くあります。仕事上でも、仕事を依頼されて承諾したりしますよね。
その場合も、上司なら Yes. 同僚なら OK. など、こちらもYes. や OK. だけで終わらせていませんか?
ビジネスの場面では、きちんと相手の言っていることを理解して承諾しているのかという点も重要になります。
ここでは、ビジネスシーンで使える承諾のフレーズを紹介します。
内容を理解したとこを表す承諾のフレーズ
言われた事を理解したというニュアンスを含んだ、了解と伝えたいときの表現として、
わかった。/わかりました。
了解。
I got it.
I get it.
というのがよく使われます。
got か get かは、微妙な差なのでどちらを使っても問題ありません。
しかし厳密に使い分けるとするならば、何かを言われて今理解したという感じで、理解した直後に使うなら
I get it.
わかった。
がよりふさわしくなります。
前から言われていた事で、もう分かっているから大丈夫、というニュアンスを含みたい時は
I got it.
わかってるよ。
という感じになります。
I got it. と I get it. ともに、同僚などに頼まれた時に使うことが多く、上司やクライアントなど丁寧な言い方をしたい時には使わないので、注意してください。
上司やクライアントに対して了解しました、かしこまりましたなどと丁寧な表現で依頼や言われたことを理解したと伝えたい場合は、
了解しました。
かしこまりました。
I understand.
I agree to ~.
I agree with ~.
と表現します。
I understand. はそのままの意味で、理解しました、というニュアンスになり、内容を理解した上で了解している、というニュアンスになります。
ちなみに口語でさらに丁寧に言いたい時は、
了解致しました。
Understood.
と understand の過去分詞形で表現することもできます。
また、I agree to ~. は、 to の後は 名詞か代名詞 が入り、 I agree with ~.の場合は、人 が入ります。
「~について承知致しました。」というフレーズで、~の部分が物か人で、前置詞が変わるので、注意してください。
依頼を承諾した時のフレーズ
理解したことを承諾するフレーズの他に、何か仕事などを頼まれた時に承諾するフレーズもあります。
同僚や友人などカジュアルに表現する場合は、
No problem.
Will do.
などの表現が使えます。
No problem. は「問題なくできます。」というニュアンスを含み、依頼を承諾したことになります。
Will do. は I will do it.の略で、「わかりました。やります。」という時に使えます。
どちらもカジュアルな表現なので、目上の上司などには使わないでくださいね。
目上の上司などに使う表現は
かしこまりました。
Certainly.
もちろんです。
Absolutely.
などがあります。
Certainly. の直訳は「確かに(そうします)」で、「かしこまりました」という意味になります。
少しかしこまった表現になるので、目上の上司やクライアントなどビジネス場面でよく使われる表現ですので、ぜひ覚えておいてください。
Absolutely. は Certainly. よりさらに強調した表現です。
「完全に、絶対に(そうします)」という直訳で、クライアントに頼まれた事をした時に「もちろんです」と伝える丁寧な表現になります。
Certainly. も Absolutely. も丁寧な口語表現になるので、文章ではあまり使いません。
いくつかビジネスで使える承諾のフレーズを同僚と上司/クライアントに分けてご紹介しましたが、どれも短いフレーズなので、1つ1つ覚えて、日常で実践してみてください。
まとめ
「お昼ごはん食べにいかない?」などと英語で誘われたとき、Yes. や OK. といった淡白な表現以外にも、カジュアルに「いいよ」と表現するフレーズはあります。
Sure.
Sounds good.
Good idea.
Of course.
どれも簡単なもので覚えやすいと思うので、早速実践で使ってみましょう。
また、承諾する場面はお誘いだけではなく、ビジネスで仕事を頼まれたりする場面でも使われます。
さらにビジネスでは相手が同僚なのか、上司やクライアントなのかでも表現が変わってきます。
カジュアルな場面の承諾をマスターしたら、ぜひ、ビジネス場面での承諾についても覚えてください。
承諾のフレーズを複数覚えることで、会話の幅も広がり、一歩ネイティブに近づくことができますよ。
動画でおさらい
もう一度、動画でおさらいしてみましょう。