ネイティブのような表現力を身につけるなら【フレーズ+1】
英語を勉強していると、ネイティブのような表現力を身につけたいと思うことは何度もあるでしょう。
日本人が英語を勉強する時、英会話をマスターするプロセスの中で、非常に多くの方が言うことがあります。
それは、文法を考えながら話せるようになりたい、英語のセンテンスをゼロから自分で作れるようになりたい、ということです。
それも間違いではありません。ですが、もし、ネイティブのようなフレーズを使って表現豊かに話せるようになりたいのであれば、まずはネイティブの言い回しから学ぶのも手です。
英語では、1つのフレーズさえ覚えてしまえば、さまざまな文章に応用できるケースがいくつもあります。
勉強法を工夫することも大事ですが、日常の意識をちょっとかえるだけで学べることもあります。
今回は、フレーズと単語の組み合わせによって、日常英会話での表現力を向上させる方法を紹介します。
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ネイティブがよく使う表現を何万通りにも応用する
~したことはありますか?
Have you ever (過去分詞) ?
ネイティブがよく使う表現です。
これは日常会話でも頻繁に登場するフレーズで、うしろに続ける言葉によって、実にさまざまな場面や状況で使えます。
いくつか例文として、Have you ever~?の後に言葉をつなげてみましょう。
ハワイに行ったことがありますか?
Have you ever been to Hawaii?
寿司を食べたことがありますか?
Have you ever tried sushi?
ETを観たことがありますか?
Have you ever watched E.T.?
外国人に対して、自分から言葉を発しなければいけないような場面であっても、このフレーズなら言えそうな気がしませんか?
英語初心者でも使いやすいですよね。
このように、ネイティブがよく使う表現覚えておけば、あとは単語を変えるだけで、何万通りものセンテンスを作ることができます。
つまり、ネイティブが実際に使う表現や言い回しを使った会話ができるようになるのです。
よく使うフレーズは方程式のようなもの
小学生の時、円の面積の求め方は半径×半径×3.14という式に、実際の半径の数字を入れて計算すると答えが出ると習いましたよね。
特に理由を深く考えずに、ただ計算をしていたと思います。
英語も同じなんです。
Have you ever(過去分詞) ?を方程式、公式ととらえて、過去分詞の部分は数字のようにその都度かえていくだけ、と考えてみてください。
英語の学習となると、なぜか多くの日本人は文法を先に考えてしまいがちです。
それは、円の面積を求めるのに、なんで半径に半径をかけなきゃいけないんだろうと考えることと実は同じこと。
ネイティブのような表現を使いたければ、自分で文章を作ることを考えるのではなく、ネイティブがよく使うフレーズをまず知ることです。
そしてそのフレーズに方程式のように言葉をあてはめていき、どんどん使ってみることです。
そのあとで、そのフレーズが文法的にどういう構成になっているのかを理解するのがおすすめです。
自分が使えるフレーズの引き出しを増やす
繰り返しになりますが、まずネイティブが日常的によく使っているフレーズを知ることがとても重要です。
今まで自分が習った、英会話スクールで習った、英会話スクールの先生が言っていたなど、フレーズを知る機会は日常にたくさんあります。
また、本屋さんでネイティブが話すフレーズ集のような本を購入するのもいいでしょう。
そして覚えたフレーズを例文として、ここの単語をこう変えれば、こういう風に言えるのかな、と想像してみるのです。
決まった言い回しを方程式ととらえ、単語だけを入れ変えて、繰り返し練習してみましょう。
これを続けることで、ネイティブが使っている表現が身についていき、ネイティブ並みの表現力を手に入れることができます。
まとめ
私たち日本人は、どうしても文法を重要視しがちです。
ですが、日常英会話を楽しみたい、表現力をつけたいのであれば、ネイティブの言い回しを覚えて応用することを実践しましょう。
今後、フレーズ集を買ったり、英会話スクールで新しい表現を習ったりすると思いますが、それは表現力向上のチャンスです。
習ったら、習った表現だけ覚えるのではなくて、どうやって応用していくのかを考える。
単語を変えて自分でセンテンスを作って、声に出してみる。
そういった練習を繰り返し続けていくことによって、ネイティブ並みの表現力を身につけることができます。
表現力がつくと、ネイティブとも会話もより楽しめるようになりますよ。
動画でおさらい
ネイティブのような表現力を身につけるなら【フレーズ+1】を、もう一度、動画でおさらいしてみましょう。