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教科は英語で何という?案外わからない!小・中学校・高校の教科や科目の英訳一覧

教科 英語 科目 一覧 小学校 中学校 高校

学校で学ぶ国語や算数、理科、社会といった教科は、英語では何というのでしょうか?

日本語で馴染んでいるだけに、わからない人が案外多いかもしれませんね。
そこで小学校・中学校・高校の教科や科目の英訳一覧をまとめてみました。

英語で表現すると教科の本質が見えてくることもあります。そこにも着目してみてくださいね。

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教科は英語で何?カタカナ読みや発音は?

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教科は英語でsubjectです。
発音記号はsˈʌbdʒɪktで、カタカナ読みではサブジェクトとなります。

subject

subject(サブジェクト)はメールの件名を意味する単語としても使われているので、ご存じの方もいるかもしれませんね。

どの教科が好き?は英語でどう言う?複数形で聞いてもいい?

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相手の好きな教科を聞きたいときは、What subject do you like?といえばOKです。
What+名詞で、名詞のうちの何かを尋ねることができます。日本語で教科にどのをつけて、どの+教科となるのと同じですね。

質問文のsubjectは単数形も複数形も使えます。好きな教科が1つとは限りません。そのため、What subjects do you like?とすることもできるわけです。
もちろん複数形で質問されたからといって、複数答えなければならないわけではありません。以下のようにsubjectsと質問されて、1つの教科を回答してもOKです。

どんな教科が好き?
What subjects do you like?

理科が好きだよ。
I like science.

 
 
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教科名の頭は大文字?小文字?

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固有名詞や頭文字をとった略語の教科名の場合、頭文字は大文字です。

・固有名詞・・・English、Japaneseなどの言語名
・略語・・・P.E.(physical educationの略語)など

ほかは基本的に小文字になります。

小学校教科の英語表現一覧(発音や読み方あり)

 
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それでは実際に使われている教科の英語表現を見ていきましょう。
まずは、小学校教科の英語表現一覧です。

実際の発音とカタカナ英語での読み方もあわせて紹介しますので、参考にしてくださいね。

国語

Japanese language

カタカナ読み:ジャパニーズラングエッジ

(略語あり)算数

elementary mathematics

カタカナ読み:エレメンタリーマシマティクス

日本の場合、小学校では算数、中学校では数学と教科の名前が異なりますが、英語ではどちらもmathematicsです。
初等のという意味を持つelementaryをつけることで、小学校の教科としての算数というニュアンスはより明確になります。

もっともelementary mathematicsという表現では、中学校の数学で教える内容も含むと取られる可能性もあるので注意しましょう。
また、mathematicsを略して米国でmath英国でmathsということもあります。

math

maths

ちなみにarithmetic(アリスマティック)という単語もありますが、こちらは足し算・引き算・掛け算・割り算といった計算のことです。しかし算数の授業では量と測定や図形なども習いますよね。計算だけではないので、arithmeticではないということになります。

理科

science

カタカナ読み:サイエンス

社会

social studies

カタカナ読み:ソーシャルスタディーズ

社会は3~6年生が学ぶ教科です。
主に国土や歴史について教わる授業で、コミュニティの一員として平和な社会を築くために必要な資質を養うことを目的としています。socialは社会の、studyは勉強ですね。

音楽

music

カタカナ読み:ミュージック

図画工作

art and handcraft

カタカナ読み:アートアンドハンドクラフト

handcraftは細工・手工芸品という意味です。ハンドクラフトは日本語でも使いますよね。

(略語あり)体育

physical education

カタカナ読み:フィジカルエデュケーション

physicalは身体の、educationは教育です。略してP.E.やPEと表記されることもあります。
ほかにathletics(アスレチックス)という単語が使われることもあります。

家庭

home economics

カタカナ読み:ホームエコノミックス

homeが家庭、economicsが経済ですね。家政学という意味でも使われる表現です。

生活

living environment studies

カタカナ読み:リビングエンバイロメントスタディーズ

livingは生活、environmentは環境です。
生活は1~2年生が習う教科で、身近な地域の人たちとの関わりや自然への関心を引き出すことを目的としています。そのため、生活と環境という単語が使われているのはうなずけますね。

道徳

ethics

カタカナ読み:エシックス

小学校で習う道徳は2018年度に教科化されました。ethicsは倫理学の意味でも使われる単語ですね。

外国語

foreign language

カタカナ読み:フォーリンラングエッジ

学ぶのは原則英語です。

English
カタカナ読み:イングリッシュ

外国語活動

foreign language activities
カタカナ読み:フォーリンラングエッジアクティビティーズ

総合的な学習の時間

the period for integrated studies

カタカナ読み:ザ ピリオッドフォーインテグレイティドスタディーズ

特別活動

special activities

カタカナ読み:スペシャルアクティビティーズ

小学校で英語が必修になったのはいつから?

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小学校の教科といえば、今や英語も必修となっていますが、英語を教えるようになったのはいつ頃からなのでしょうか。
ここで小学校の英語学習について見てみましょう。

2020年度から必修!目的は?

小学校での英語教育が必修化したのは2020年度からです。
その目的は、グローバル化する社会で必要とされる語学力を身に付けることです。

音声を柔軟に受け止めるのに適している小学生のうちから、日本語と異なる外国語に慣れ親しみ、言語や文化に対する理解を深めることをねらいとしています。

小学3年生から英語教育がはじまる

英語の授業は小学3年生から始まり、3~4年生は外国語活動5~6年は外国語という教科名で行われます。
授業では聞く力・話す力を養い、コミュニケーション力を身に付けることに重点が置かれています。授業を通して大人も驚くような表現力を身につけるお子さんもいるでしょう。

これをきっかけにお子さんと英語の勉強をはじめる保護者の方もいらっしゃるかもしれませんね。
さまざまな英語学習に関する教材や商品があるので、お子さんと一緒に楽しみながら改めて英語を勉強すると、新たな発見があるかもしれません。

資格取得で小学生に英語を教えられる!

小学校の教科として英語が導入されれば当然、英語を教えられる教師が必要となります。
小学校で授業をするには教員免許が不可欠ですが、専科教師であれば免許がなくても、英語を教えることができます。

小学校英語教育の推進事業を行っているJ-SHINE(小学校英語指導者認定協議会)では、小学校英語の指導者の養成と資格認定を行っています。

J-SHINEは2003年に設立された特定非営利活動法人で、18歳以上であれば誰でも申請出願が可能です。J-SHINEの認定を受けた登録団体主催の指導者養成講座を修了後、団体から推薦を受けて出願します。
指導経験時間や英語力などに応じて6段階に分けて認定資格が付与されます。

資格取得がそのまま採用につながるわけではありませんが、教員免許なしで英語を生徒に教えるチャンスを得られます。興味のある人は挑戦してみてもいいかもしれませんね。
 
 
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中学校からはじまる・名称が変わる教科の英語表現一覧(読み方・発音あり)

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小学校から中学校にあがると、新しく始まる教科や名称が変わる教科などがあります。
続いて、中学校で学ぶ教科の英語一覧をご紹介します。
※小学校と同様の英語表現のものについては省略しておりますのでご了承ください。

数学

mathematics

カタカナ読み:マシマティクス

美術

art

カタカナ読み:アート

保健体育

health and physical education

カタカナ読み:ヘルスアンドフィジカルエデュケーション

技術・家庭

technology and home economics

カタカナ読み:テクノロジーアンドホームエコノミックス

高校の共通教科・科目の英語表現一覧(読み方と発音あり)

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中学から高校にあがると新しい教科が登場したり、選択履修する科目も加わってきます。
ここでは高校の教科とそれぞれに属する科目の英語表現一覧を見ていきましょう。

国語

Japanese language

【科目】
国語総合
integrated Japanese language

カタカナ読み:インテグレイティドジャパニーズラングエッジ

integratedは総合的な・統合されたという意味です。Japaneseは日本語、languageは言語ですね。国語総合ですから、そのまま訳したということになります。

国語表現
Japanese language expression

カタカナ読み:ジャパニーズラングエッジエクスプレッション

現代文(A・B)
contemporary Japanese language(A・B)

カタカナ読み:コンテンポラリージャパニーズラングエッジ

contemporaryは現代のという意味です。カタカナ表記のコンテンポラリーは最近よく見かけるようになりました。コンテンポラリーダンスやコンテンポラリーアートなどは聞いたことがある人もいるかもしれませんね。

古典(A・B)
classics(A・B)

カタカナ読み:クラシックス

classicのカタカナ表記クラシックは日本語でもお馴染みですね。末尾にsがついて古典、古典文学という意味の名詞になります。

数学

mathematics

【科目】
数学(Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ)
mathematics(Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ)

数学(A・B)
mathematics(A・B)

カタカナ読み:マセマティクス

数学活用
application of mathematics

カタカナ読み:アプリケーションオブマシマティクス

外国語(英語)

foreign languages(English)

【科目】
コミュニケーション英語基礎
basic English communication

カタカナ読み:ベーシックイングリッシュコミュニケーション

コミュニケーション英語(Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ)
English communication(Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ)

カタカナ読み:イングリッシュコミュニケーション

英語表現Ⅰ・Ⅱ
English expression Ⅰ・Ⅱ

カタカナ読み:イングリッシュエクスプレッション

英語会話
English conversation

カタカナ読み:イングリッシュカンバセーション

地理歴史

geography and history

【科目】
地理(A・B)
geography(A・B)

カタカナ読み:ジオグラフィー

日本史(A・B)
Japanese history(A・B)

カタカナ読み:ジャパニーズヒストリー

世界史(A・B)
world history(A・B)

カタカナ読み:ワールドヒストリー

公民

civics

【科目】

現代社会
contemporary society

カタカナ読み:コンテンポラリーソサエティ

倫理
ethics

カタカナ読み:エシックス

政治経済
politics and economy

カタカナ読み:ポリティクスアンドエコノミー

理科

science

【科目】
科学と人間生活
science and our daily life

カタカナ読み:サイエンスアンドアウアデイリーライフ

物理基礎
basic physics

カタカナ読み:ベーシックフィジックス

物理
advanced physics

カタカナ読み:アドゥバンストフィジックス

化学基礎
basic chemistry

カタカナ読み:ベーシックケミストリー

化学
advanced chemistry

カタカナ読み:アドゥバンストケミストリー

生物基礎
basic biology

カタカナ読み:ベーシックバイオロジー

生物
advanced biology

カタカナ読み:アドゥバンストバイオロジー

地学基礎
basic earth science

カタカナ読み:ベーシックアースサイエンス

earthは地球、scienceは科学ですから、地学となります。basicは基礎ですね。

地学
advanced earth science

カタカナ読み:アドゥバンストアースサイエンス

理科課題研究
science project study

カタカナ読み:サイエンスプロジェクトスタディ

project studyは課題研究です。projectのカタカナ表記プロジェクトは日本語では計画・事業といった意味で使われることが多いですが、英語では教育関連分野で研究・学習課題といった意味で使われます。

保健体育

health and physical education

【科目】
体育
physical education

カタカナ読み:フィジカルエデュケーション

保健
health

カタカナ読み:ヘルス

芸術

art

【科目】
音楽(Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ)
Music(Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ)

カタカナ読み:ミュージック

美術(Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ)
art and design(Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ)

カタカナ読み:アートアンドデザイン

工芸(Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ)
crafts production(Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ)

カタカナ読み:クラフツプロダクション

工芸はものづくりを学ぶ教科で、選択履修科目です。学校にもよりますが、たいていは工芸・音楽・美術・書道のうち、いずれかひとつを選ぶことが多いようです。
craftは工芸・手芸productionは制作・製造という意味です。

書道(Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ)
calligraphy(Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ)

カタカナ読み:カリグラフィー

習字も選択履修科目のひとつです。もっとも、厳密にいえば習字とカリグラフィーは別物です。欧米には毛筆で書く文化がないので、当然といえば当然ですね。

カリグラフィーとは英語やアラビア語を美しく書くアーティスティックな書法のことです。グリーティングカードなどに描かれた、リボンのようにのびやかに広がる美しいアルファベットを見たことがある方も多いでしょう。ペンとインクを使って書くため、その点も日本の習字とは異なります。
ただ、どちらも文字を美しく書くという点は共通しているため、習字の英語表現としてCalligraphyはよく使われます。より正確に表現するためにJapanese calligraphyという場合もあります。

家庭

home economics

【科目】
家庭基礎
basic home economics

カタカナ読み:ベーシックホームエコノミクス

家庭総合
integrated home economics

カタカナ読み:インテグレイティドホームエコノミクス

生活デザイン
design for living

カタカナ読み:デザインフォーリビング

情報

information

【科目】
社会と情報
information study for participating community

カタカナ読み:インフォメーションスタディフォーパティシペイティングコミュニティ

participatingは参加する・関係する、communityは共同体・コミュニティです。自分たちが属する共同体のための情報教育といった意味ですね。

情報の科学
information study by scientific approach

カタカナ読み:インフォメーションスタディバイサイエンティフィックアプローチ

scientificは科学的、approachは接近法・アプローチです。科学的アプローチによる情報教育という意味ですね。

ほか、小・中に引き続き、特別活動(special activities)や総合的な学習の時間(the period for integrated studies)もあります。

大学になると学部や学科、さらに受ける授業も選べるようになります。演習、いわゆるゼミもあり、研究や発表をする機会を得られるので、貴重な経験になるでしょう。
大学の授業名も英訳すると、数が多いだけにいい勉強になりそうですね。

まとめ

教科 英語 科目 一覧 小学校 中学校 高校

今回は日本の小・中・高校で学ぶ教科・科目の英語表記一覧をご紹介しました。
最近は留学生や外国人の父兄も増えています。教科について聞かれることがあったら、ぜひ参考にしてくださいね。

昔ながらの教科なら手持ちの和英辞典でも調べられますが、新しい教科となると学習内容自体、見当がつかないものも多いです。そんなときは、辞書アプリで検索するのがおすすめです。収録単語数も多く、情報更新も容易なのでお目当ての単語も見つけやすいはずです。無料版が用意されているものもありますから、是非試してみてくださいね。英和対訳のものや例文帳なども参考にすれば、言葉の使い方などもより詳しく調べられます。

小学校英語がスタートしたり、教科書の内容が見直されたり、学校制度も時とともに様変わりしています。ご自身の学生時代にはなかった教科が増えていても、英語表記を見ると何となく内容が想像できるのは、語学学習の面白いところでしょう。

最近は高校入試・大学入試だけでなく、中学入試に挑戦する子どもも増えており、英語選択入試を導入する中学校も増加傾向にあります。中学受験の段階ですでに英語入試が始まっている現状を思えば今後、専門教育を受けた英語教師の需要はますます高まっていくことが予想されます。
英語力を生かした仕事に就きたいなら、教育の現場も新たな候補となるかもしれませんね。







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