ホームステイはどんな感じ?留学の実体験から語る良いところ悪いところ
留学先で経験することの多いホームステイ。
これから海外留学を考えている人の中には、ホームステイは実際どんな感じなのか気になるという人も多いのではないでしょうか。
全く知らない外国人の家に行き、そこで一緒に暮らすホームステイに対して不安を感じる人もいると思います。
今回は、これから留学やホームステイをしたいと考えている人に向けて、ホームステイの体験談を紹介します。
実際のホームステイの様子を事前に知ることで、今後の留学体験に活かしてくださいね。
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ホームステイの実体験①戸惑うのは言葉と習慣の違い
私が留学し、アメリカのユタ州のウィーハイという小さな町で初めてホームステイをした時のことです。
人生初のホームステイ先は、
姉(私の1つ年上)
弟(私の2つ年下)
小学校2年生ぐらいの男の子
という、3人の子どもがいるご家庭でした。
温かい家族に囲まれて、にぎやかで楽しくはありましたが、やはり一番苦労するのは言葉。
日本でどんなに英語を練習していたとしても、最初はなかなか通じません。
特に、ホームステイを始めた最初の数日は、うまくコミュニケーションが取れずに本当に苦労しました。
英語力を上げるコツは、こちらの記事も参考になります。
習慣の違い
また、習慣の違いに驚かされることもしばしばありました。
たとえば、アメリカでは、基本的に自分が部屋にいる時はドアを開けておくという習慣があります。
日本人は、自分が部屋にいる間はドアを閉めたままですよね。
しかし、アメリカ人は、自分が部屋にいる時にドアを開けているのです。
ドアを閉めるのは寝る時だけという習慣が、日本人の私にとって違和感がありました。
いつもの習慣で、部屋のドアを閉めていたところ、ホスト先の子供達は部屋に来る時にきちんとノックをしてくれました。
しかし、ホスト先のお父さんは、ノックをせずに部屋に入って来てしまうことがあり、何度も驚かされた記憶があります。
また、このホストファミリーは、自分がトイレから出た後は、ドアを必ず開けていました。
誰もトイレを使っていない時、常にドアが開いている状態です。
この習慣の違いも最初は驚きました。
いろいろと不満や疑問があったとしても、最初は英語力がないため、自分の思いをなかなか相手に伝えることができませんでした。
結局そのホストファミリーとの関係はうまくいかず、次のホストファミリーににお世話になることになりました。
ホストファミリーに関してはこちらの記事も参考になります。
ホームステイの実体験②夕ご飯がない!?
次のホームステイ先でも驚かされることがありました。
そのご家庭ではなんと、夕ご飯が出てきませんでした。
これには驚きを通り越し、信じられませんでした。
夕ご飯がホームステイ先で出てこないので、私は授業後に学校でコーラとクッキーを買い、家でそれを食べ、空腹をしのいでいました。
ホームステイの実体験③自分に合ったホストファミリーとの出会い
留学2年目に、3番目のホストファミリーにお世話になることになりました。
このホストファミリーが私には一番合っていました。
ホストマザーもホストファザーも優しく、本当の家族のように接してくれました。
学校が終わった後に一緒にキャッチボールをしたことや、コロラド州に車で旅行に行ったこともあります。
いろいろな場所に連れていってくれて、現地でしかできない体験をさせてくれたおかげで、楽しい思い出がたくさんできました。
自分に合ったホストファミリーとは一生の付き合いも出来る
ホストファミリーは家庭によって、習慣も留学生への接し方も違います。
その家庭が合うか合わないかは、人によってそれぞれ違うと思います。
したがって、「ホームステイはどんな感じ?」と聞かれても、一概に「こうだ」とは言えません。
一つ言えるのは、自分にとって本当に合うホストファミリーと出会えた場合は、一生その人たちと付き合うことができるということです。
私も、当時のホストファミリーと今でも付き合いが続いており、クリスマスにはクリスマスカードを交換しています。
人と人ですから、性格や習慣が合う合わないは絶対にあります。
自分に合うホストファミリーに出会えるかどうかは運次第としか言いようがありません。
実際にホストファミリーと生活をして、自分に合うか合わないかというのは2週間くらいでなんとなくわかってきます。
もしも合わないと感じたら、我慢せず、すぐに次のホストファミリーを探すのも一つの手です。
その他にもある留学のシチュエーションで使える英語の例はこちら。
ホストファミリーも様々な目的でホストをやっている
外国人留学生を受け入れるホストファミリーには、毎月お金が支払われます。
中には、そのお金を目的としてホストファミリーをやっているという家庭もあるのが現実です。
お金目的のホストファミリーの場合、毎月自分たちのお金をより多く残そうと、なるべく経費を使わないようにするという人たちもいるでしょう。
夕ご飯を出してくれないなどの、ホストファミリーに当たってしまった場合には、すぐに
ホストファミリーを変えるなり、対策を考えましょう。
ホームステイ先のホストファミリーが自分に合うか合わないかは、実際に生活してみないとわかりません。
良いところに当たれば楽しく過ごせますが、経費を節約しようとするような家庭に当たってしまうと、想像していたようにはおもてなしを受けられないこともあります。
文化の違いや言語の不自由さが想像以上に大きなハードルとなり、大変なこともあります。
想像していたような暮らしが実現できなかったとしても、落ち込まずに積極的にコミュニケーションを取りましょう。
まずは、自分の意志をきちんと相手に伝えることが大切です。
まとめ
ホームステイは、国やホストファミリーによって生活や習慣が全く異なります。
何が良くて何が悪いのかは、人によって感じ方が違うので、実体験を通して初めて学ぶしかないのではないでしょうか。
最初のホストファミリーは合わなかったけど、次のホストファミリーはとても良かったということもあります。
留学・ホームステイを検討している人なら、もちろん不安はあるでしょう。
しかし、結局は自分の目で見て、肌で感じてみないとわからないのです。
習慣や言語の違いにより、苦しむことはきっと誰もが経験します。
戸惑うことは多いですが、逆になんとかしようと行動することで成長できるはずです。
また、ホームステイは、習慣や文化の違いを知ることで視野が広がり、異文化を直接肌で感じることができる貴重な機会であることは間違いありません。
あなたにとって、ホームステイの経験がその後の人生のプラスになるかならないかは、物事の捉え方と自分の行動次第だと思います。
留学生活には不安もたくさんあると思いますが、思いきってチャレンジしてみてください!
動画でおさらい
ホームステイはどんな感じ?留学の実体験から語る良いところ悪いところを、もう一度、動画でおさらいしてみましょう。