英語で告白するには?デートに誘うときの表現から愛の告白を断るときにも便利なフレーズまで全17選
ビジネスや文化などあらゆるシーンでグローバル化が進んでいますが、恋愛においても同様のことが言えます。
言語の壁を越え国籍に関係なくする恋愛、国際恋愛や国際結婚は増加をたどる一方です。
国際恋愛なんて自分には…。と思っている人ほど要注意。
恋愛は突然始まるものです。
今回は、決して他人事とは言えない愛の告白に関する英語表現を紹介します。
告白の英語表現からはじまり、海外での恋愛事情や英語での告白フレーズ、告白に対しての断りフレーズまでみっちり紹介していきます。
最後まで読み切れば好きな人にいつでも告白できますよ!
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告白するの英語表現
告白の英語フレーズを紹介する前に、告白するの英語表現を確認しましょう。
告白するを和英辞書で引くと出てくるのは、confess loveという言い回しです。
もちろん正しい英語表現ではありますが、かなり古く、形式ばった表現でネイティブはこの言い方はしません。
ネイティブが一般的に使う告白するの英語表現は次の通りです。
告白する
ask someone out
なお、このフレーズは、デートに誘うという意味でも使われます。
昨日彼女に告白したよ。
I asked her out yesterday.
たった今告白されたわ。
I got asked out just now.
なお、告白が成功して付き合うを表現する英語表現には、go outを使います。
僕とカレンは付き合っています。
Karen and I are going out.
彼女と付き合って1か月です。
I’ve been going out with her for one month.
欧米の告白の感覚
告白の英語フレーズを紹介する前にもう一つ。
日本と欧米の告白する感覚の違いを知っておきましょう。
日本では基本的にまず告白。告白をして相手がOKならば付き合い、デートをするという流れで交際が始まりますよね。
欧米では彼氏や彼女といった恋人関係になるまでに、一般的に次のようなステップを踏みます。
恋人関係になるまでの流れ
- デートに誘う
- デートに行く
- お試し期間
- 恋人関係
まずは、自分の好意を示してデートに誘います。
相手がOKであれば、dating periodまたはseeing periodと言われるお試し期間を設けます。
お試し期間を経てお互いの相性や愛情が確認できて初めて、彼女や彼氏といった関係になります。
もちろん全ての外国人がこのような交際の始め方をする訳ではありませんが、こういったステップを踏む文化が浸透しています。
気になる人ができた気持ちを英語で表現。こちらの記事が参考になります。
英語での告白フレーズ
基本、欧米文化では付き合う前の日本式告白はなく、ステップを踏んで恋人関係になるということがわかりましたね。
ここでは、デートに誘う英文フレーズと恋人関係を確認するもしくは正式に交際を申し込む時のフレーズを紹介します。
デートに誘う時の英語フレーズ
もちろん、デートに誘う方法もフレーズも人それぞれですが、代表的なフレーズを4つ紹介します。
①デートに誘ってもいいですか?
Can I ask you out on a date?
Can I ask you out?
告白するの英語表現でも紹介したask someone outですが、これは~をデートに誘うの定番フレーズでもあります。
シチュエーションによってどちらの意味なのかを判断しましょう。
なお、具体的にどのようなデートなのかを示すにはtoを使います。
彼女を映画に誘いました。
I asked her out to watch a movie.
彼女を夕食に誘いました。
I asked her out to dinner.
②デートしない?
Do you want to go out with me?
このフレーズは少し強気な誘い方です。相手から十分に好意を感じていて、相手が誘われるのを待っていると感じるときは、このくらい強気で誘ってみるのもいいかもしれませんね。
③明日何か予定あるの?
Are you doing anything tomorrow?
カジュアルに相手の都合を確認する定番フレーズです。用事がないという返事であれば、次のように続けてみましょう。
じゃあ、夕食に誘ってもいい?
Then can I take you to dinner?
④付き合っている人はいますか?
Are you available?
Are you dating anyone?
Are you seeing anyone?
Are you going out with anyone?
これらのフレーズはデートに誘う前に、相手の交際ステータスを確認する定番フレーズです。相手に恋人がいるかどうか気になる人は、まずこういったフレーズで確認してからデートに誘いましょう。
友人との恋愛話に役立つフレーズはこちらの記事をどうぞ。
付き合ってくださいの英語フレーズ
恋人関係を確認する、もしくは交際を申し込む定番フレーズを5つ紹介します。
①付き合ってください。
Can you go out with me?
Would you like to get together?
go out withはデートに誘うという意味もあるので、お試し期間前なのか後なのか、会話の流れ的にどちらの意味なのかを判断する必要があります。
②彼女になってくれますか?
Will you be my girlfriend?
③彼女になってほしいです。
I want you to be my girlfriend.
デートを何回も重ねて2人の関係って何?とモヤモヤしてきたら、girlfriend / boyfriendを使ってはっきりとさせてしまいましょう。
④あなたの友達以上になりたいです。
I want to be more than just your friend.
友達以上の先は恋人ですよね。直接的表現を避けつつも、かなり正面から気持ちを伝えるドキッとくるフレーズです。
⑤私あなたのことが好きだと思うの。
I think I like you.
I think I’m interested in you.
シャイな人にピッタリなのが、I thinkをつけたこのフレーズ。
告白するには気持ちとして弱そうに聞こえますが、これだけで十分必死な気持ちが伝わるはずです。
ちなみに初めて告白する段階で、I love you.とは基本的に言いません。
ある程度のお試し期間を経てお互いの絆を深め合い、愛してると感じた時にI love you.というフレーズが出てきます。
初デートや告白の時点でI love you.と伝えると、逆に胡散臭くなってしまうので注意しましょう。
好きであることを強調して告白したいのであれば、次のようなフレーズがおすすめです。
あなたのことすごく好き。
I really like you.
あなたが思ってる以上にあなたが好き。
I like you much more than you think.
私がどれだけあなたが好きか検討もつかないはず。
You don’t even have the slightest idea how much I like you.
最初に予定してたよりもずっとあなたを好きになっちゃった。
I turned out liking you a lot more than I originally planned.
愛を伝えるフレーズ集はこちらの記事で確認できます。
告白を断る時の英語フレーズ
告白することもあれば告白されることもありますよね。そこで、告白のフレーズと一緒に覚えておきたいのが、断りのフレーズ。
告白されるのは嬉しいけど断りたい、そんな時に便利な断りの英語フレーズを4つ紹介します。
①あなたはいい人だけど、でも…。
You’re a nice person but…
nice personはsweet person(優しい人)、good person(いい人)などと置き換えることも可能です。
②好きなんだけど、でも…。
I like you but…
あえてloveではなくlikeを使います。人としては好きなんだけど、友達としては好きなんだけどというニュアンスです。
③私を想ってくれてありがとう、でも…。
Thank you for caring me, but…
④一緒に過ごせて楽しかったけど、でも…。
We had fun together but…
but以下にはさまざまな断りの理由を付け足します。
理由として使える一例を挙げます。
私のタイプじゃないの。
You’re not my type.
あなたにふさわしい人間じゃないと思うの。
I’m not a right person for you.
まだ恋愛できる状況じゃないの。
I’m not ready for it.
シングルライフを楽しんでいるから。
I’m enjoying single life.
愛する人がいるの。
I have someone who I’m love in with.
まだそんな段階じゃないと思うの。
I don’t think we’re there yet.
どのフレーズも、単体で使うときつい言い方になってしまいます。
まずbut以前のクッション的なフレーズで和らげて、それから断りの理由を述べるようにしましょう。
全般的に英語ははっきり言う文化と言われていますが、それでも相手が傷つかないようにする気づかいは必要です!
断るにも誠意を込めて対応しましょう。
愛の告白に花を添えて!花言葉に関してはこちらの記事が参考になります。
事実を告白するの英語表現
これまで恋愛に関する告白ばかりみてきましたが、最後に恋愛以外の告白の英語表現を紹介します。
そもそも告白とは、秘密にしていたことや心の中で思っていたことを、ありのまま打ち明けることという意味です。
用例としては、罪の告白、事実の告白などといったものが挙げられます。
これら告白を意味する英語は、既に述べたconfessの他に、acknowledge、own up toが使えます。
それでは、これらの告白を意味する単語を使った例文を紹介します。
男はウソをついていたことを告白した。
The man confessed that he had been lying.
ちょっとした告白があります。
I have a small confession to make.
confessの名詞confessionを使う場合、make a confessionで告白するという意味になります。
彼はみんなに、本当のことを告白する時が来たと感じた。
He felt that the time has come for him to acknowledge the truth to everyone.
少女は母親に窓を割ったことを告白した。
The girl owned up to her mother about breaking the window.
なお、事実を告白するという意味でカミングアウトという日本語が定着していますが、これは英語ではありません。
恐らく英語のcome outから派生した用語ですが、英語のcome outは、LGBTQ+であることを告白する際に使われています。
告白の意味としては使わないように注意しましょう。
まとめ
告白に関する英語表現、いかがでしたか?
英語圏はYesかNoかはっきりしている文化と言われていますが、告白に関しては日本より少し曖昧な印象だったのではないでしょうか?
告白するためにこれといった特定の決まり文句があるというよりは、さまざまな言い方がありましたね。
英語の告白に関しては、頻繁に起きるわけではありませんが、今後のために是非身につけておきましょう!
備えあれば憂いなしですよ!