what if はとっても便利!意味と使い方をマスターしていろんなシーンで使っちゃおう!
What if I go?のようにwhat ifで始まるフレーズを耳にしたことはないでしょうか?
もしかしたら日本人にとっては馴染みが薄い表現かもしれません。
しかしwhat ifは、ネイティブが日常生活からビジネスシーンに至るまで、とてもよく使うフレーズの一つです。
what if のフレーズは、今後を心配する気持ちや不安に思う気持ちを表現したり、何かを提案する時や逆ギレする時など、実にさまざまなシーンで使うことができます。
この記事では、what if の意味と使い方をたくさんの例文と共にわかりやすく解説します。
what if をマスターして、表現力をアップさせましょう!
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what ifの発音
what if を使ったフレーズは日常英会話でとてもよく使われます。しかしながらネイティブの発音を理解していないと、聞き取れなかったり、相手に通じなかったりする可能性のある要注意フレーズです。
まずは、発音をしっかりとマスターしましょう。
what if
whatと if なのでついホワットイフのような発音と思いがちですが、実際はワティフやワリフといった表記が近いですね。カタカナ読みから離れて、耳でネイティブの発音を身に付けましょう!
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what ifの意味と使い方
what if には大きくわけて3つの意味があります。
what if の意味1.〜だったらどうする?(不安/仮定)
what if の意味2.〜したらどうだろう?(提案)
what if の意味3.〜だから何だって言うの?(怒り/逆ギレ)
これらの意味ごとの使い方を例文と共に見ていきましょう。
what if の意味1.〜だったらどうする?(不安/仮定)
what if 1つ目の意味は、〜だったらどうする?や、〜したらどうする?
主に、この先起こりうる良くない状況を仮定する場合に使われ、基本的に不安や心配する気持ちを表します。
この意味でのwhat if は、以下のようなフレーズを省略したもので、元となる文章はさまざま考えられます。
What should I do if ~?
What are you going to do if ~?
What happens if ~?
What will happen if ~?
What would happen if…?
What would you do if ~?
使い方としては2パターンあり、仮定の状況が起こり得る可能性の高さによって、if 節(〜の箇所)に現在形をとるか、過去形をとるかが決まります。
1.五分五分で起こりうる場合→if 節は現在形(直接法)
2.起こる可能性が低い場合→if 節は過去形(仮定法)
【パターン1 直接法の例文】
私が言ったらどうする?
What if I say?
失敗したらどうする?
What if you fail?
上手くいかなかったらどうする?
What if this doesn’t go well?
But を伴い、But what if の形で使われることもよくあります。A, but what if B?で、Aだけど、Bだったらどうする?という意味になります。
今のところいい調子だね!けど遅れたらどうする?
So far so good! But what if we are late?
【パターン2 仮定法の例文】
彼女が死んだらどうする?
What if she was going to die?
ここに一生いなきゃいけなかったらどうする?
What if we had to stay here forever?
時間を止められたらどうする?
What if you could stop time?
このように、what if+仮定法は、起こる可能性が低い話だけでなく、現実にはあり得ないような妄想の話をする時にも使われます。
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what if の意味2.〜したらどうだろう?(提案)
what if の2つ目の意味は、〜したらどうだろう?、〜するというのはどうでしょう?と、提案をする際に使われます。what if の提案は、ストレートに勧めるものではなく、遠回しに考慮して欲しいとソフトに伝えるニュアンスです。
今夜お母さんに電話するってのはどう?
What if we call our mom tonight?
新しい車を買うってのはどうかしら?
What if we buy a new car?
What if を使った提案は控えめでやさしい言い方なので、相手も提案を聞き入れやすくなりますよ!
また、ビジネスシーンにおいて、部下が上司に提案する際など、さらに低姿勢で提案したい際には、if 節を過去形にすると、より丁寧な英語表現になります。
新商品を開発するというのはどうでしょう?
What if we developed a new product?
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what if の意味3.〜だから何だって言うの?(怒り/逆ギレ)
what if の3つ目の意味は、〜だから何だって言うの?や、〜だとしたら何?
この意味でのwhat if はWhat does it matter if…? を省略したもので、怒りや逆ギレを表現します。
ちょっと遅れて着くからって何だっていうの?
What if I arrive a bit late?
この意味で使われる場合、Soを伴ってSo what if〜?の形で使われることがよくあります。
私が女子だからって何なのよ?
So what if I am a girl?
what-ifsの意味と使い方
what if は、ハイフン(−)でつなげてwhat-if と1つの単語として使うこともできます。
what-if は名詞で、もしもや仮定(hypothesis)、形容詞でもしもの、仮の(hypothetical)という意味になります。
what-if を複数形にしたものが、what-ifs です。
もしものことを考えよう。
Let’s think about a what-if scenario.
「人生はもしもで満ち溢れている」って言葉知ってる?
Do you know the phrase ‘Life is full of what-ifs’?
what ifとifの違いは?
what if の1つ目の意味に、〜だったらどうする?がありましたね。この「〜だったら」で思い浮かぶ英語表現と言えば、if ではないでしょうか?
what if と if はどちらも仮の話をする際に使われるため、よく混同されがちです。
しかし、実は、全くと言っていいほど異なる表現です。
What if he comes?(彼が来るならどうする?)という文章のwhat if を If に置き換えてみましょう。
If he comes?
彼が来るなら????と文章が途中で終わってしまい、意味が全く通じません。
what if には、もし〜だったら、どうするの?の「どうするの?」の部分が含まれているため、What if he comes?で文章は完結。意味が成り立ちます。
If を使って表す表現は、If A, B.(もしAなら、Bです。)のように、AとBの2つの文章が必要です。What if A?(もしAならどうする?)とは置き換えることはできません。
What が付くか付かないかの小さな違いですが、これらを混同してしまうと意味どころか、文章として成り立たなくなってしまうので、気をつけましょう。
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まとめ
what if の意味と使い方を紹介しました。
what if は、不安な気持ちや提案、また逆ギレまでも表せる意味の幅が広い表現です。
What happens if〜?などさまざまな表現を省略した形ではありますが、スラングのようにくだけたニュアンスはなく、日常会話からビジネスシーンまで広く使えます。
是非これを機にwhat if の意味と使い方をマスターして、さまざまなシーンで使ってみてくださいね!