英語で自己紹介!ネイティブが使う自然な英会話表現
ビジネスやプライベートにおいて自己紹介はコミュニケーションのファーストステップです。
せっかく英語を勉強しているのであれば、自己紹介をスマートにできるようになりたいですね。
今回は英語で自己紹介をするときの気をつけるべきポイントやテクニックについて紹介します。
>英語が上達する1日3分の無料メール講座<
出会った人の関係がフォーマルかどうか
自己紹介において注意しなければならないのは、お互いの関係がフォーマルかどうかという点です。
つまり、お互いの関係性によって用いられる単語が変わるのです。
例えば、自己紹介の一言目は、
My name is~.
で始まるのが一般的です。
しかし、My name is ~.から始める自己紹介は、相手にかしこまった印象を与えてしまうこともあるのです。
My name is ~.は直訳すると、私の名前は~です。となります。
この紹介方法は間違いではありませんが、フォーマルな印象を与えます。
実際には、I’m~.
を使って名前を名乗ったほうがカジュアルで一般的です。
自己紹介をするときは相手との関係がフォーマルかどうかを考えてから話すようにしましょう。
その他にもある、自己紹介についての記事はこちら。
いきなり「名前なんですか?」は失礼
次は、相手の名前を聞くときのポイントを見ていきましょう。
相手に名前を尋ねるときは、
あなたの名前はなんですか?
What’s your name?
と聞くのが一般的です。
しかし、名前を突然尋ねられるとぶっきらぼうに聞こえてしまうこともあり、失礼な印象を与えてしまいます。
まずは自分の名前を名乗ってから、相手の名前を聞くのがマナーです。
前述のとおり、相手との関係がカジュアルであればI’m~.を使い、フォーマルな関係であればMy name is ~.と名乗りましょう。
また、このときに手を差し伸べて握手するのもポイントのひとつです。
握手をしながらI’m Tanaka, and you are?
という自然な流れをつくるのも良いでしょう。
基本的には初めて出会った同士の自己紹介では、先に自分の名前を名乗るというマナーを覚えておきましょう。
What’s your name?を使うタイミングは全くないわけではありません。例えば、セミナーの主催者などが受講者に対して話かけるときは、What’s your name?となります。
自己紹介の方法についてはこちらの記事も参考になります。
I’M LIVING 〇〇 NOWは引っ越し前提!
自己紹介ではお互いの住んでいる場所に話が及ぶこともあります。
私は~に住んでいますと英語で表現するときは、
私は~に住んでいる。
I live in~.
となります。
しかし、このときにnowと一緒に現在進行形の形をとって表す場合は、
私は今、東京に住んでいます。
I’m living Tokyo now.
となり、いつか引っ越す予定や可能性があることを示唆します。
ですから、引っ越しの予定が特にない場合には、I live in~.と現在形で話すようにしてください。
そして、そのあとはWhere do you live?
と相手に聞き返すとよいでしょう。
冠詞はフレキシブルに♪
自己紹介では、お互いの仕事の話題も頻繁に出てくることでしょう。
例えば、私はIT系の企業に勤めていますと英語で表現したいときは、
I work for an IT company.
I work at an IT company.
となります。
このときに話す相手の国籍によって、使われる冠詞が変わってくることがあります。aやanが表すのは、数あるうちのひとつの会社という意味です。
フレキシブルに対応できるようになることが肝心です。
自分が何をやっているか詳細に
ネイティブに仕事を尋ねられた際に、多くの日本人が次のように応えてしまいます。
私は会社員(サラリーマン)です。
I’m an office worker.
しかし、これではどのような職種なのかが分かりません。
ネイティブは自身の仕事について詳細に述べる傾向があるので、職業を尋ねられたときは、
I’m a doctor.
I’m a boiler.
のように、I’m a~.やI work for(at)~.を用いて具体的に応えられると良いでしょう。
相手にも聞き返そう!
英語で行う自己紹介は、相手にも聞き返してはじめて会話が成立します。
相手の仕事を尋ねる場合は、
何してるの?
What do you do?
となり、仕事を尋ねるときによく使われる表現です。
また、カジュアルな会話では趣味の話も話題になりますよね。
相手が何にハマっているのか聞きたいときは、
Are you into anything?
と聞くとよいでしょう。
ハマるを表すには、into~を用いるのが最適でカジュアルな印象を与えることができます。
「Are your」を使用したその他の例はこちら。
まとめ
自己紹介をするときは、相手との関係性によって言葉を選ぶ必要があることがわかりました。
また、会話が一方通行にならないよう尋ねられたら聞き返すというマナーがあることも学びましたね。
自己紹介の話し方次第で相手に与える印象は大きく変わります。言葉選びに気をつけ、好印象を残すことでスムーズな関係性が構築できるでしょう。
自己紹介をするときは、ぜひ笑顔も忘れずに頑張ってください。
動画でおさらい
英語で自己紹介!ネイティブが使う自然な英会話表現を、もう一度、動画でおさらいしてみましょう。