どういう意味?!「I wasn’t born yesterday.」の意味と使い方
あなたは、I wasn’t born yesterday.という英語表現を耳にしたことがあるでしょうか?
それぞれの英単語は、中学生時代に習った記憶がある!と身近に感じるかもしれませんね。
使われている英単語はシンプルですが、今回のフレーズを日常生活で実際に使う際には意訳する必要があります。
今回はそれぞれの英単語の意味を復習しながら、意訳の意味と、ネイティブスピーカーがどのような状況でこの表現を用いるのか、使い方を確認してみましょう。
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単語&英語表現の復習
まず、I wasn’t born yesterday.
を肯定文に直したI was born~.
の英和訳から始めてみましょう。
ここまでだと単純に、I was born~.=私は~で/に生まれた。という意味になりますね。
この表現は広く使うことができます。
使用例をいくつか上げてみます。
私は東京で生まれました。
I was born in Tokyo.
私は東京で生まれ育ちました。
I was born and raised in Tokyo.
このような意味で使うことができる表現です。
しかし、今回の表現、I wasn’t born.は否定文です。よって、直訳すると私は生まれていないという意味になります。
さらに時制を表すyesterday(昨日)が加わり、直訳すると、I wasn’t born yesterday.は、私は昨日生まれていません。という意味になります。
このように、直訳してしまうとどのような状況で使う言葉なのかイメージが湧きにくいですよね。
では、この表現の実際の意味を確認するために、意訳の仕方を確認しましょう!
その他にもある、wasn’tを使用した英語はこちら。
意訳した場合の意味
それでは、イギリス人やアメリカ人などのネイティブスピーカーは、今回のフレーズをどのような状況で使うのでしょうか?
I wasn’t born yesterday.は、昨日生まれていない。
つまり、赤ん坊ではない、という意味があり、それくらい分かるから馬鹿にしないで、みくびらないでというニュアンスの表現です。
その他にもある、否定形に関する英語はこちら。
使い方は?
意味が分かったところで、続いてはI wasn’t born yesterday.の使い方を確認してみましょう。
誰かが儲け話をし始めたとします。この商品すごいから、絶対儲かるよ。と言われたら
どう感じるでしょうか?
いやいや、そんな上手い話があるわけないでしょ。私、昨日生まれた赤ん坊ではないんだから、そんなのありえないって。
このようなニュアンスで使えるのが、I wasn’t born yesterday.です。
他にも、10分の作業で時給5万円という広告メールがきた場合などに、そんな話があるわけないでしょ?という意味を込めて、I wasn’t born yesterday.が使用可能です。
ザックリ使用状況例を挙げると、馬鹿にしないで、そんなウソにだまされるはずないでしょと伝えたい時や、知っていて当然のことをあたかも知らないかのように言われた場合にも使えます。
ただし、少し皮肉っぽい表現なので、使う相手は慎重に選んだ方が良いでしょう。
日本語にさまざまな物事の伝え方・言い方があるように、英語にもいろいろな表現があり、もちろん嫌味っぽい表現も存在します。
今回紹介したような皮肉を言う表現は、親しい間柄でユーモアの意味を込めて使われる場合もあります。しかしその際には、日本語で皮肉を言う場合と同じように、使う相手と状況をよく考えて使いましょう!
まとめ
今回は、I wasn’t born yesterday.という、日本人が言えそうで言えない表現の意味や使い方を紹介しました。
生まれたばかりの赤ん坊じゃないんだから、そんなことくらい知ってるよ。馬鹿にしないで!だまされるわけがないでしょ!などときっぱり言いたい際に、ぜひ使ってみてくださいね。
相手に敬意を持った対応は、英会話でも不可欠です。今回の表現を使う相手や状況は、よく考えて使うことをお忘れなく!
動画でおさらい
どういう意味?!「I wasn’t born yesterday.」の意味と使い方を、もう一度、動画でおさらいしてみましょう。